À la Table en VieBY TSUKASA WATANABE
Service

大切な一本を、ひらきに伺います。

The bottle you've been saving — opened, the way it deserves.

セラーの奥で、ずっと出番を待っている一本がある。
記念日のために取っておいた、あの年のワイン。
もう二度と手に入らない、いただきものの一本。

けれど、いざその夜が来ると——
コルクは、無事に抜けるだろうか。
状態は、保たれているだろうか。
自分で開けて、もし台無しにしてしまったら。

その不安だけ、僕が引き受けます。

ご用意いただくのは、一本と、囲む人だけ。
場所は、ご自宅でも、レストランの個室でも。
ソムリエとして伺い、その一本を、最良の状態でひらきます。

脆くなった古いコルクを、崩さずに。
抜いた瞬間の香りを聴いて、注ぐ温度も、出す順番も、その夜に合わせて。
もし、本来の姿でなければ——それも、正直にお伝えします。

そして、ひとつだけお願いを。
ホストでいながら、その一杯のあいだだけは、あなたも席についてほしい。
ワインを誰かに委ねた夜、人は、自分の食卓の客になれる。

特別な一本のご予定がありましたら、まずはご相談ください。
ワインの背景と、その日の趣旨をうかがったうえで、お引き受けいたします。